FEUERHAND276 スパークリングアイアン色をじっくりお見せします!

オイルランタンを買うならFEUERHANDを検討する方が多いと思いますが、色選びに迷われている方もいるかと思います。私も散々迷って、「スパークリングアイアン」色を購入したので、色味や使い勝手をレビューしたいと思います。

外観

高さ26cmということで、2Lのペットボトルより少し低いくらいです。

重さも500g程度なのでLEDと比べても遜色なく、ソロキャンプにとってはありがたい軽さ。

ほやに白くFEUERHANDのロゴとマークが印字されています。なぜか横を向いていたので割れないように少しずつ回して正面を向けました。

写真だと黒めに写るのですが、真っ黒のリモコンに比べるとやっぱりグレーです。軍幕に合いそうなすごく渋い色合いです。

上部です。燃焼中にこの小さな持ち手をつい触ってしまうと火傷します。(気づかないのは私だけでしょうか…)火がついている時は必ず長い方の持ち手を使いましょう…

燃料を使い切るため、朝に火をつけています。

炎の形がよくイラストで見る通りのほおずきのような形でキレイです。

使用する燃料

燃料は灯油かパラフィンオイルです。

灯油を使うと「ほや」がすすけてしまうということなので、綺麗な炎が見えるよう、パラフィンオイルがおすすめです。

このオイルは液体ろうそくのようなもので、部屋でつけるとろうそくの匂いがします。灯油のようなガソリン臭さは一切なく、オイル自体はほのかにいい匂いがして扱いやすく、着火点も高いので安全性の高い燃料です。

給油の際手についてしまってもさらさらしていて、すぐに洗えば手が荒れることもありません。

燃費がすごくよく、満タンで燃焼時間は20時間とのことで、タンク60%くらいの量でも夏の夜に数時間使うには全然使い切れないくらいでした。

燃焼の仕組み

オイルランタンは扱いが難しいのかなと思っていたのですが、実は単純な構造でつけるのはとても簡単です。

アルコールランプと一緒で、燃料が染みた布に火をつけて燃料を燃やすしくみです。

(以下説明書より抜粋)

温められた空気が上昇して煙突から放出され、この上昇気流によって新鮮な空気が両側のパイプを通って下部のバーナーに送り込まれ燃焼を促進させるしくみです。シンプルな構造ながら高い機能性をもち、強い風が吹いても安定して燃焼するとても使いやすいランタンです。

オイルランタンのあの独特な形状には理由があったんですね。

使い方

①燃料を入れる

蓋をあけて燃料を入れます。

じょうごを使用する時はほやがひっかかるので、ほやを上げてからにします。

燃料はペットボトルで売られているので、いつも350mlのペットボトルに詰め替えて持っていますが、特に問題はないです。注ぎやすいしおすすめです。自作のカバーでもつけようと思います♪

②ほやを上に上げる。

左側についているレバーを下げるとほやが垂直に持ち上がり、芯の部分が出てきて火がつけられるようになっています。

この溝にレバーがはまり、ほやが上がったままロックされます。

③芯に火をつけてほやを下ろす。

右側のレバーをくるくる回すと芯が出たり引っ込んだりするので、先端を出して火をつけて、左側のレバーのロックをはずしてほやを下ろします。

下の土台部分をしっかり押さえてロックをはずします。指をはさまないよう落ち着いて…

※給油口閉め忘れていますね…

一番初めはオイルを入れて10分くらい置きます。布の上まで染みてくるのを待って火をつけます。

火を消すときはレバーを回して芯を引っ込めればすぐに消えます。

芯の替え方

ウィックと呼ばれる芯は、かなり持つのかと思っていたのですが、2回キャンプに行ったら見事に燃え尽きていました。買ってあったのですが持たずに行ってしまい、キャンプ場にお世話になりました…

そんなこともありますので、取り換え方を覚えておいて、替え芯も持って行きましょう…

①上部を引き上げて

②ほやを倒す

③レバーを左に回してツメをはずし、ウィックを取り出す

④レバーを回すと芯の燃え残りが出てくるので、新しい芯を下から入れ、上から出てくるまで回したら交換完了。

明るさ

同じようなテーブル用のLEDランタンと比較してみます。

左側が250ルーメンのLEDランタン、右側がFEUERHANDです。

撮影がなかなか難しいのですが、LEDのほうがやや広範囲に照らしてくれている印象です。

FEUERHANDも範囲は広くはないものの、手元はかなり明るく照らしてくれています。

もう少し芯を出すと炎を大きくすることもできるのですが、炎が直接上部に当たると高温になり、上部の塗装が溶けてしまったというAmazonレビューがあったので、ある程度のところで抑える必要がありそうです。

LEDのミニランタンを自分の横に置いて、テント周りは十分な明るさでした。

ではでは、寝る前に炎を見ながらご当地クラフトビールをいただきます。

いつもは焚火を見ながら飲んでますが、夏は暑いので焚火はお休みで、オイルランタンでまったりです。

燃料系ギアがお休みの間のよき相棒となりました。

おすすめポイントまとめ

燃料の使いやすさとコスパの良さ

パラフィンオイルを使えば、安全性が高いので燃料の持ち運びや給油、着火の際にさほど神経を使わなくてもよい。燃焼時間が長くコスパがよいので、何泊もしない限りまず燃料切れの心配がない。

末長く使える

ある意味原始的なつくりなので長く使える。ほやなど、パーツの購入も可能。

普段はインテリアでも映える

ドイツ製ということで、色によってはやや高いものの、使わない間でもインテリアとしてしっかり仕事してくれるので満足感が得られる。

FEUERANDは使い方が難しいとか、燃料の管理が面倒と思っていたのですが、思いの外とても簡単でした。キャンプの夜を楽しくしてくれるので、皆さんもぜひ。

ランタンケースはこちらを購入しました。上部は少し余裕があるので、燃料も一緒に入れられます。

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