キャンプギアをインテリアに~ディアウォールで見せる収納をDIY~

こだわりのキャンプギアは、使うときに出すだけではもったいないですね。

お気に入りをいつでも眺めていられるよう、インテリアに取り入れてみませんか。

キャンプ道具の見せる収納には、アウトドアの雰囲気と相性のいい木製棚のディアウォールがおすすめ

ディアウォールなら、特別な道具がなくても手軽に必要なサイズの棚を作ることができ、増えていきがちなキャンプ用品の収納にもぴったりです。

私のようなアラフィフ女性でも1人で完成できるため、何か所も設置して便利に使っています。施工の一例としてご紹介します。

ディアウォールの特徴

ご存じの方も多いかと思いますが、ディアウォールは2×4材を利用して、床と天井で突っ張るように柱を立てて棚板を取り付けるタイプの収納です。

柱の間隔を自由に決められるので、思い通りの大きさの棚を作ることができます。

柱を増やすことで横にどんどん広げることができ、高さが同じであれば違う場所に移動することも可能。

柱は、壁に対して横向きでも縦向きでも設置ができます。

縦向きの場合。

あまり奥行きのある棚を取り付けることができないので、小さいものを乗せる飾り棚などに向いています。

横向きの場合。

棚受けを全面につけることで奥行きのある棚板を設置できますが、負荷を考えて柱を多めにします。

(公式では棚板は柱の全面の+4cmまでを推奨していますが、我が家では奥行き30cmの棚板を設置しています)

設置に必要な道具、材料

電動ドライバー

パワーのあるドリルドライバーやインパクトドライバーが理想ですが、普段あまり使わない方は2,000円前後の安いものでも下穴を開ければ使えます。

ディアウォール

柱1本分には上下1組の金具が必要なので、柱を2本立てる場合は2組必要になります。

ブラック、ダークブラウン、ライトブラウン、ホワイトの4色展開です。

2×4材

床から天井までの長さ-4.5cmの長さでカットしたもの。長すぎて運ぶのが難しい場合は、2つに切ったものをジョイントできる金具が売っています。

棚板

パイン材など。乗せるものの重さによって厚みを選びます。

塗装用ワックス

無塗装でもいいですが、ワックスで塗装するとより雰囲気が出てカッコよくなります。「BRIWAX」が手軽に使えておすすめ。いらない布などで薄く塗って乾かすだけ。

私は「ジャコビアン」色が渋くて大好きで、家中の木製品をこれで仕上げています。

棚受金具

ホームセンターで100円くらいの金具です。ビスも付いているので便利でした。

本当はアイアンの金具にしたかったのですが、12本ほど必要だったため、軽さからいっても安いもので我慢しました…

可動式の棚にしたい場合は、少しお高いですが専用の金具があります。

施工手順

①2×4材と棚板をwaxなどで塗装

②2×4材をジョイント

2本をつなぐ場合、ジョイント金具を使って必要な長さにします。

③ディアウォールをつけて柱を立てる

誤差で少し高さが足りないようなら、調節用の板が付属しているので金具の中に挟み込みます。

④棚板に棚受け金具を取り付ける

⑤棚板を柱に取り付けて完成

まとめ

2×4材や棚板はホームセンターで購入する時に頼めばカットしてくれるので、後は電動ドライバーで金具をつけて立てるだけ。

あっという間にできる手軽さですが、少しポイントがありますのであげておきます。

柱は短いと施工不可

床と天井で突っ張る構造上、誤って短く切ってしまうと施工できなくなるので、長さの算出は正確に。

ジョイント金具の位置に注意

ジョイント金具を使用する場合は、その位置には棚板が設置できないので注意が必要です。

金具をよけた位置で設計します。

いかがでしたでしょうか。

アイデア次第で驚くような便利な使い方ができますし、後から応用も効くので、私自身も在宅ワーク用のデスクにするなど、生活スタイルの変化に合わせて変えていきたいと思っています。

皆さんもぜひ、ディアウォールデビューをしてみてください。

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