フルクローズの軽量ソロテントを探しているなら◆フィールドキャンプドーム#100◆

昼間は暑くても朝晩が冷える春秋は、インナーテントがフルメッシュだと隙間風が寒くてよく眠れないこともありますね。
明け方肌寒い時期用に、雨対策にもなるフルクローズできるテントを探していて、軽さ・広さで選んだのがFIELDOORのキャンプドーム100。
FIELDOORはT/Cのワンポールも持っていますが、値段の割にとても品質がよく、非常に気に入っています。
4月、5月の山で使用して狙い通りの満足感でしたので、早速レビューしたいと思います。
パッケージ

いつもの紅葉のような手です。本当に小さい…
●サイズ
収納時:18㎝×44cm
広さ:200㎝×100cm×100cm(高さ)
重さ:2.2kg
収納袋と一体となったコンプレッションベルトが便利に使えます。
色は、ライトベージュ、ライトグレー、ボルドー、ダークブラウン、ブラックの5色。
ワンポールの時と同じベージュをまた選んでしまいました。
フィールドアのベージュは品が良くて好きなんです。ペグやポール等の付属品の赤とベージュの相性がよく、オシャレに見えます。

フライシート、インナーテント、ポール2本、ペグ13本、フライシート用ロープ4本。
ロープは前もってフライシートに結んでおくといいと思います。
ジュラルミンのY字ペグは石の多い地面だとすぐ曲がってしまうので、そのうち買い換えたいと思います。
組み立て10分!

しっかりした説明書があるので組み立ては安心ですし、1回見ればすぐ覚えられます。
ショックコードで繋いだポールをたわませ、インナーテントの四隅の穴にそれぞれ対角線に差し込み、ポールにフックを引っ掛けて吊るし、四隅をペグダウン。
後はフライシートをかぶせてペグダウンするだけ。

あっという間に設営完了したので、のんびりできました。
この日は夜中に雷の予報で、嫌~な予感がしたので完全にテントの中に張りました。
案の定、夜中からの雨が明け方暴風雨になりましたが、フルクローズだったおかげで浸水の心配もなくやり過ごしました。
ディテール

入口を畳んでフルクローズ状態のインナー。
当然ですが、中は見えないです。生地がしっかりしていて、ハリがあります。

メッシュ状態にしました。黒のメッシュです。

開口部の下にまとめるようになっています。

内部です。荷物が置けるくらいの余裕があります。

小物入れです。

天井のランタンフック。かけやすい形状です。

ベンチレーションは左右2か所。外から開ける必要があります。

インナー側のベンチレーションも2か所。ファスナーの開け閉めだけで済むのは楽ですね。
特徴
おすすめポイント
気密性が高い
フルクローズなので保温性があり、ベンチレーションを開けてオイルランタンを使用すると暖房代わりになるくらい、温かくなります。
また、入口部分の立ち上がりもしっかりしているため、強い雨が降っても浸水の心配がありません。
キャノピーになる
ポールを別途用意すれば入口部分がキャノピーになります。日差しの弱い季節なら、タープなしでOK。
結露しにくい
気温が昼間28℃、明け方13℃という日に使用したのですが、インナーテントの結露がなく、快適でした。フライシートの結露は、ひっくり返して乾燥させるだけで済んだので撤収も楽ちんでした。
全室広々
入口の両脇の全室のほか、フライシートをフルクローズすると全面に結構なスペースができるので、荷物が置けてとても便利。
注意点
開口部は1か所
ベンチレーションの他には開口部は出入口の1か所なので、風通しがいいほうとは言えず、真夏の炎天下には向かないと思います。
逆に真夏以外であれば残りのシーズンはこれでOK。
出入りが多少しづらい
テント正面の写真で言うと、出入口のファスナーはぐるっと下まで開くわけではなく、ベージュの上のラインまでしか開かないため、敷居が高い状態で、少し出入りがしづらいところはあります。
その分、雨は安心です。
メッシュ←→フルクローズの切り替えは中側からしかできない。
切り替えるファスナーが中側にしかないので、一旦中に入る必要があります。
まとめ

初張りの日にまさかの雷雨に見舞われたのですが、何の不安もなく過ごすことができました。
林間サイトであれば真夏でもいけそうですし、シーズンを通して使える優れものだと思います。
ワンポール並みの手軽な設営で、最初の1幕にもかなりおすすめです!
皆さんもぜひチェックしてみてください。