夏に大活躍のソロ用テント~OneTigris TANGRAM ULダブルテント~

今年も異常な暑さが続きましたが、そんな過酷な中、この夏購入した「OneTigris TANGRAM ULダブルテント」がキャンプで活躍してくれました。涼しく機能的で超軽量とおすすめなので、レビューしたいと思います。

おすすめポイント

ポールなしでも設営できる

三角形の積み木のような形です。

基本的には、前後の中心にトレッキングポールなど高さ調節ができるポールを立てる張り方なのですが…

それだと入口の真ん中にポールがあり邪魔なのと、ポールを固定するロープが全面に張り出して引っ掛けそうで危ないので、タープのポールか立ち木で吊るほうがおすすめです。

夏はどうしてもタープが必要かと思うので、タープさえ張ればあと引っ掛けるだけのこのテントは、暑い夏の設営を楽にしてくれます。

ポールがない分軽量(1.8kg)なので、徒歩キャンプの私としてはそこが購入の決め手となりました。

前後開きで風通し抜群

真夏のキャンプの場合、風通しが悪いと日中テント内で過ごせなくてきついですが、このテントはフライシートの真ん中に前後ともファスナーがあって両方開けることができ、風通しが抜群。

フライシートの出入り口が少し前に出っ張っていて、ファスナーを開けた時、横半分だけロールアップできるようになっています。出っ張りがあるので目線を遮りつつ、風通しが確保できます。しかもこの部分が前室になるので、靴や荷物を置けて、夜梅雨対策にもなります。

中はひろびろ空間

幅も長さも、ソロであれば床は余裕の広さ。(120cm×220cm)

ただ三角形なので、高身長の方は少し圧迫感があるかもしれません。

上部にはロープが渡っていて、ここにタオル等をかけたり、ランタンを吊るしたりできます。

設営が楽で簡単

四隅をペグダウンしてポールに吊り、フライシートをペグダウンして終わりなので誰でも簡単に設営できます。

ただ、高さが調節できないものに吊る場合、テントとの距離でテントの高さが変わるので、(遠いと低く、近いと高くなる)距離が合わないと微妙にキレイに張れないので注意です。距離と高さの微調整は必要かもしれません。

タープを利用して張る手順

今回はタープのポールに引っ掛けて設営しましたので、その手順をご紹介します。

まずはパッケージから。42cm×28cm×16cm 1.8kg

バッグは多少余裕があって、雑に畳んでも割となんとか入ってしまいます。袋についたベルトで締めると更にコンパクトに。

軽いですけど持ち手があるともっと便利なんですけどね。

ペグが10本、ロープが6本。

ロープはスーパーシェルターの時よりマシなものが入っていました。

テントとタープを並べます。延長ベルトを使って先にタープを張っていきます。

タープが張れたら、テントの位置を決めます。

タープの中心線とテントの中心線が一直線上にになるように置きます。中心線がずれるとテントが斜めに引っ張られてしまうので注意します。

フライシートの下にある床の部分を探します。トレーの淵のように立ち上がっている部分です。

四隅を対角線のどうしで引っ張り気味にペグダウンします。

四隅がたるんでいると、淵の立ち上がりがたるんでしまって雨が入ってくると困るので注意です。

角が綺麗に立ち上がるようにロープで締められるようになっています。

フライシートの頭頂部にロープを付けて引き上げます。前方は付属のものは長さが足りないので交換しました。

フライシートをペグダウンして完了。ポールまで遠かったのか前方が低くなってしまったので、延長ベルトのカラビナに1回引っ掛けて高さを調節しています。

次回はもっとタープ内にテントを寄せて張るとダイレクトにキレイに吊れるだろうと思っています。

まとめ

生地が多少薄くてシワになりやすいところはありますが、夏テントであれば通気性重視でいいのでは、と思います。フライシートの側面を跳ね上げることも可能で、インナーテントと分離もできるので工夫次第で何通りもの使い方ができます。

ペグ打ちも最小限なので撤収も手間いらずで、暑い夏にはとても便利でした。

みなさんもぜひチェックしてみてくださいね。

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